Episode1-mixiとの出会い-

福岡から大阪に引っ越して4カ月。
右も左もわからない知らない土地に戸惑ってばかり。
そんな僕に転機がおと連れたのはつい2カ月前。

大阪の会社に働きだして少し慣れた、5月の後半。仕事は徐々に馴染んできたが、元々人見知りが激しかったのと、関西人特有のノリについて行けなかったので、友人が一人もできなかった。

そんな時、福岡の友人からメールでmixiの招待がきた。
最初はmixiがなんなのかが分からなくて、戸惑っていたが面白いからやってみなと言う言葉で始めてみたのだった。

mixiを始めて1ヶ月が経った頃、使い方にも慣れ、日記も2~3日に一回は更新するようになり。ゲームもするようになり。mixiが生活の一部になっていた。

そんなある日。
福岡の頃の友人が大阪に来ているのを発見。正確には向こうが気付いて声を掛けてくれた。中高と一緒だった田中だ。
田中は僕と違ってよく喋るし人見知りもしない人気者だった。

そんな田中とmixiで繋がってから僕の周りで色々な変化が起き始めた。田中はmixi上でコミュニティを立ち上げ、月に一回オフ会を開催していた。

オフ会と言うのは、ネットで繋がった人同士が実際に飲み会などを通して知り合うと言う場だ。

そのオフ会に誘われ、行く事になった。
僕も大阪に出て来て、会社以外の人との関わりがなかったため。なんとなく、これはチャンスだと思ったのだ。

6月某日。大阪に来て一番最初に興味本位で出かけた難波に久しぶりに来た。
難波と言うのは有名なグリコのあれや、小太鼓を叩いてるあれがある街だ。それでいて。大阪で最も人の集まる繁華街。

難波の中にある道頓堀と言う場所は特に人が多い。その日は金曜日だけあってその人の数は半端なく多かった。

田中に指定されたTSUTAYAの前で待っていた。周りを見渡すと僕以外にも誰かと待ち合わせしてる感じの人が多くいてるのだが、彼らが今回のオフ会に参加するメンバーか違うのかは定かではなかった。

そんな時「久しぶやん」と言う声がして前を見ると田中がいつもの呑気そうな顔でやってきた。
まるで会ってなかった4~5年なんてなかったかのように福岡特有の?マシンガントークが始まったのだった。

続く。

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